10月29日(金)に甲野善紀先生をお招きして講座を開催します
平田寺ならではの時間・空間が生まれるはずです
古希を過ぎてもなお進展し続け、熾火のような情熱を持ち続ける甲野善紀先生の「今」に出合いにおいでください

昨夜の甲野善紀先生のツイートを引用させていただきますね
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10月も気付けば、あと何日もない。今月の1日は神戸で、2日は久しぶりの九州糸島で講座をしたが、その事が随分前に感じられるのに、なぜか10月はたちまち経ったという感じ。
この間、いろいろな事があったからだと思うが、それにしても毎日が早送りのように早く過ぎていく。技の上の気付きはいくつもあったが、私に残されている春秋を思うと、こんな程度の気付きでは「我身に起こることはすべて必然だ」と心の底から感じられるようになるかどうかは怪しいものだ。
まあ本当に心の底からこの事が感じられるようになった人は、歴史を振り返ってもそうは居なかったろうから高望みも甚だしいが
COVID-19の感染が拡大して私にはとても信じられないような感染対策が一般化してしまい、私がその事に強い違和感を感じているためか、分不相応な高望みも、それがあまり高望みに感じられないのかもしれない。
それにしても、こんな事を人生が残り少なくなって切望している人間も、そんなに多くないかもしれない。ただ「人が人として生きるとはどういう事か」「人間にとっての自然とは?」という事を、二十代の初めから半世紀ずっと考え、追求してきて、それなりに気付いたことはある
そうした事を、明後日というか、明日と言ったほうが正確なのか判りませんが、10月29日に、私を招いていただいた北名古屋市にある平田寺でお話ししたいと思います。
大学や就職の為の試験には何も役立たない話ですが、そうした所に行く事が、自分の人生だと思い込んでいた価値観から、縁の有る人を解き放つ働きはあるかもしれません。
御縁を感じた方はいらしてください。話が中心ですが、私の話は実技を伴い、その中で「人は相手から出てくる手の動きに反応しているのではなく、手を出そうとしている、その意識に反応しているのだ」という事をハッキリとお見せします。
そして、この事を通して、人が様々なことを考え、行なっている、その元に自分でもなぜそうしたことを行なっているのかよくわからず、ただ流れの中で追認しているだけの自分を見つけることが出来たりします。
様々な事を虚しく感じられることが多い昨今、ただの応援や励ましではなく、思いもかけない自分と向き合うことが出来ると、今までとは違った道が見えてくるかもしれません。御関心のある方はどうぞ。
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甲野善紀先生をお招きして
講座【古の武術から学ぶ】
第1部 「人間にとっての自然とはなにか」
第2部 「日常生活に生かす武術的対応」
1部・2部ともに前半はお話、後半は実技の時間となります
◆と き
2021年10月29日(金)
第1部 14:00~16:00
第2部 18:00~20:00
◆参加費
第1部 3000円
第2部 3000円
通しで参加の場合 5000円
◆ご予約は、メール・お電話にて承ります
メール yumikoon@gmail.com(長谷川)
電 話 0568-48-6806(平田寺)
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◆甲野善紀プロフィール
1949(昭和24年)東京に生まれる。幼い頃から野山の自然を好み、育った多摩地方の丘陵が宅地開発されるのを悲しんで、将来は自然の中での牧畜に従事しようと、東京農業大学畜産科に進むが、畜産及び現代農業全体が効率最優先の工業化を目指していることに失望して、この道を断念。それに代わってさまざまな健康法や修行法、さらに思想、宗教等の方面に関心を広げ、実践的な体験を経た後「人間にとっての自然」を自らの身体感覚を通して探究しようと武の道に志す。
合気道、鹿島神流、根岸流等を学んだ後、1978年松聲館道場を建て、武術稽古研究会を主宰して活動を始める。その後、武術・武道に限らず、さまざまな分野の人々と交流し、多くの教えを受け、また、古伝書を読み込むなどして、試行錯誤しつつ技と術理を研究し、それらを、講座や書籍で発表している。1999年頃から、その技と術理がスポーツ、楽器演奏などに応用されて成果が上がり、社会的関心が高くなったことで、より多くの世界と、より自由な対応をするため、また、武術の一研究者としての立場を明確にするため、2003年武術稽古研究会を解散する。以後、介護、工学、教育等の分野からも関心が高まり、2007年から3年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた。
現在、各地で主に武術に関する講座や講習会を行っている。
さらに、2009年秋から数学者の森田真生氏と『この日の学校』を立ち上げ、各地で受験や資格を取るためではない学問そのものと向き合う講座を開いている。
また、ニホンミツバチの農業利用を通して、より自然な農業と、生き方を模索する活動を始めている。
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